FLYING SAUCER



4ロータ・へり

日本で販売されていないUFO型のヘリ。 ロータは4個あって,2個ずつ反転している。
なんと,ジャイロが3軸ついていて,安定性を保っている。
スタビライザー・レス機構が備わっている。
ただし,同軸反転機に比べて,傾いたときの復元性は低い。
どちらいうと,シングル・ロータに近い特性である。


落としても壊れないようにするためか, がっちりと分厚いEPP(発泡ポリプロピレン)のガードがついている。
とにかく重い。42gもある。
側を外せば30g以下になりそうだ。
重いせいで,操縦性がかなり悪くなっている。
軽くすれば,もっと軽快に飛ぶと思われる。


電池とモータ

なぜか電池は2セルが付いている。
割と大き目のモータを余裕で回しているので,ほとんど熱くならない。

プロポのモード1化

海外製のトイヘリなので,プロポはお決まりのモード2である。
ちょっとモード2で飛ばしてみたけど,案外難しい。
構造的には E-Flite BLADE mCX と同じプロポである。 ただし,モード切替のスイッチはどこにも付いていない。
しようがないので,無理矢理モード1に変更する。


まず,mCXと同様にジョイ・スティック部品を外す。
スロットルは一番下になるようにバネが入ってるが,これは外す。
なんと1個ずつ部品に加工してるようだ。
スロットルとラダーの配線を入れ替える。
パターン・カットせずに,取り付けピンを浮かして配線した。

モード1に変更されたプロポ。




初飛行ビデオ


モータパワーに比べて機体が重いので,動きが少し鈍重で,天井に激突ということはない。
かつ,ロータの質量が機体に比べて軽いのでラダーが効きにくい。
まぁ,この手の機体でラダーはあまり意味がない。 くるりと回ると,どっちが前か分からなくなる。
もうちょっと飛ばしこむと,きっと自由自在に飛べるようになるだろう。



ラジコン・ヘリTOPへ