ジャイロ・ビー(GYROBEE)



改良されたハニービー3ch

以前発売された ハニービー3ch は巷では余り評判がよろしくなかった。
今度は,ほぼ同じ大きさでジャイロを内蔵し,ラダーを安定させている。
重さは17.7gで,8gほど重くなっているが,その分,フレームがしっかりしていて安定度が増している。
ジャイロが追加されただけでなく,エレベータの制御もかなりよくなっている。 ハニービー3chのように前進ON/OFFだけでなく, スティックの操作にほぼ比例してブレードが傾く。 ただし,バックはできない。

トリムを合わせて,初飛行してみた。
BYROBEE 初飛行
もともとハニービーは安定しているが,ジャイロ・ビーもそのへんは同じである。
ジャイロ付きのため,ラダーが停止するのですごく操縦しやすい。

プロポの抑制

何を心配したのか,右側のスティックに抑制をつけてあって, エレベータかラダーのどちらか一方しか効かないようになっている。
これはすっごく操縦しにくいので,とりあず外してみた。
まず,スティックの上部のボタンを外す。 力強く真上に引っ張れば簡単に外れる。
抑制しているT字穴の空いたカバーをドライバーでこじって外す。

これでスティックは自由に動くようになった。
これで飛ばしてみると,びゅんびゅん飛ぶ。 かなり難しいし,ブチ当てたら壊れそうだ。
エレベータもラダーも同時によく効くが,すぐにスピードに乗る。 きっと後からこりゃあヤバイということでカバーを付けたと思われる。
BYROBEE 高速旋回飛行

モード4プロポ

3ch.トイラジのプロポは,左スティックがスロットル,右スティックがエレベータとラダーである。
今の今まで,モード2と思っていたが, ちゃんと調べてみると,モード4のプロポからエルロンを外した設定となる。
今までの3chトイラジ記事は全部モード2って書いていた。 モード4の間違いです。 どうやら,2ch機はモード2も4も同じ。3ch機はモード4,4ch機はモード2というのが, 海外メーカの平均的な仕様みたいだ。
謹んでお詫び申し上げます
すべて修正させていただきました。 まだ誤りがあるなら,BBSに間違ってるやん!って書いてやってください。

で,GyroBeeだけど, モード4でも何とか飛ばせるが,やっぱり違和感がある。
時間がとれればモード1に改造します。

プロポのモード1化

GyroBeeのプロポを開けると,これまたSWIFTと同様, スロットルとエレベータ/ラダーの可変抵抗器が全く異なる。
スロットルの可変抵抗器はスライダー型で性が悪い。
レバーがネジ止めされているので,一旦外してバネも外す。


スライダー側の可変抵抗器のパターンはどうしても切れなかった。 基板から部品を外せば切れるけど,面倒なので端子をニッパで切った。
4端子あるけど,左側の2端子が1/3番となるのでこれを入れ替える。
ジョイスティック側はパターンの切断が大変である。
何しろ全て面で接続されている。リュータで端子の回りにぐるりと溝を掘る。
パターンカットができれば,1番3番を入れ替える。


赤外LEDはそのままでも多分問題はないけど,入れ替えることにした。
赤外LEDは別基板で4点で接続されていて,これまた外すのが大変だ。
4本の線を延ばして,元の下側に移動する。


慎重に組み立てる。 特にラダー・トリムのつまみは方向があるので注意する。
組みあがったら, LEDのカバーを少し切断して,元の下側の凹の部分にホット・ボンドで接着する。


これでモード1プロポの完成。
SWIFTに比べると無茶苦茶苦労します。
1回切断ミスで動作しなくて,やり直したりしたので,SWIFTの5倍くらい時間がかかった。
やっぱり持ちにくいが,ぜんぜんストレスなく操縦できる。


飛行時間

前の ハニービー3ch が11.8gで,今回のGyroBeeは17.6g。 なんと6g近く重くなっている。
そこで飛行時間を計測してみた。
5回充電くらい機体である。穏やかに旋回するだけだと4分50秒浮かんでられる。 まずまずと言ったところか。
飛ばして気付いたが, 3ch機と言っても前進のみ。バックがないのは面白くない。
ラダーを切るとなぜか前進上がる。 くるくる旋回しているとエレベータは後ろに引いているのに勢いがつく。
不思議だ。。。

それでは,最後にNG集
BYROBEE NG集。あっ痛!の巻き


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