Silverlit Heli Twister



夢の宙返り

海外のヘリ紹介のHPで発見した。 デモ・ビデオが余りにも面白かったので, 早速,探しまくって香港の販売に注文した。

何と夢のある箱ではないか。 オスプレィのように,機体がぐるんぐるん回る仕組みがある。


構造的にはタンデム機と同じ2ロータで,腕に取り付けたフラップ板で 機体を制御している。 プラップ板は超小型R/C飛行機と同様にコイル・アクチュエータで前後に動くようになっている。

何と言ってもこの機体の特徴は, このプロペラ・アーム部と機体との間にある回転モータである。
このモータで,機体の方向を180度回すことができる。


ややっこしいプロポ

通常の3CHに機体の回転方向を右レバーに配置してあるので, エレベータは,1段階前進だけだ。
右側のレバー上方向で機体は水平。
真ん中にすると上に垂直。
さらに下に倒すと機体は180度宙返りする。
プロポ中央付近にエルロンとエレベータ補助のようなボタンがあるけど, よく使い方が分からなかった。
どちらにしろ,簡単にモード1に改造できるモノでもなさそうだ。


初飛行

残念ながら,無茶苦茶不安定で,どこに飛んでいくか分からん状態だ。
舵が効かない。
Heli Twister 初飛行

ビデオを見てると,なんか制御しているように見えるが, 実は,ほとんど勝手に飛んでいるのである。
エルロンもエレベータも少し動く程度で,とにかくラダーが制御できない。
コイル制御のブラップ板で制御しきれないのだ。 きっと,左右の回転トルクが違いすぎるんだと思う。
ブレードを切るなりして,トルクを合わせるといいのかもしれない。 が,なかなかこの機体を調整しようとは誰も言い出さない。

続くかもしれない。

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