SAPAC KA-50



ずいぶん練習させてもらった

この機体は小野君がずいぶん昔に購入したもので,メーカも不明。 ぜんぜん飛ばないので,ひとつづつヒロボーXRBの部品に交換していった。
結局のところ,受信機とサーボ以外は全てヒロボー製となった。

僕はずいぶんこの機体で練習させてもらった。 このHomePageを企画したときは,外装はなく,もうボロボロの状態。
この受信機はJRでもフタバでも,WALKERAでもない独自フォーマットで, 他のプロポが使えない。

オリジナルを入手


海外の通販,eBayに出品されているのをついに見つけた。 早速購入。送料と合わせて12000円くらいかかった。
ほとんど,飛ばないのを確認するために買ったようなもんだ。
で,今回やっとメーカ名と製品名が判明した。

スワッシュは,ほぼ XRB と同じ構造である。
ただし,XRBのようには,きっちり制御できない。

初号機は,スタビライザーがブレードに対して直角に付いていたらしいが, 今回のKA-50はXRBと同じ45度であった。
また,初号機はブレードがぴったり合わないくらい歪んでいたらしいが, 今回のは,まっすぐだった。

プロポは初号機と全く異なり,なんと6CHプロポが付属していた。
もっとも,プロポ関連のマニュアルは一切ないので,リバース以外の切り替えは全く不明である。

モード2だったので,モード1に改造した。
思ったよりまともな作りで,簡単にモード変更が行えた。


リポ電池は既に膨らんでいて,かなり危険な状態の2セル1000mAが付属していた。
HYPERIONの充電器で充電しようとしたが,低電圧エラーで充電はできなかった。
しようがないので,E-SKYに付属していた2セル800mAで動かすことにした。

プロポの電源を入れて,機体側に電池をつないでも,うんともすんとも言わない。
なんと,まったく動かない。これはまいった。
いろいろいじくること1時間。やっぱり動かん。
ひょっとして,水晶が違うのかと,試しに初号機の水晶をプロポに付けてみたら, なんと,動きだした。
前途多難でとにかく初飛行

SAPAC KA-50 初飛行
これは同軸反転機とは思えない不安定性だ。 少しでも舵を切ると,大きく姿勢を崩す。
これは,これで,けっこう面白いのだが,なにしろ落とすと簡単にボディが壊れるらしいので, 無茶なことはできない。
無事に初飛行を終えて,ORC博物館にお蔵入りです。



ラジコン・ヘリTOPへ