ヒロボーSRB Quark



固定ピッチ・シングルロータ

Walkera4#3はほとんど飛ばせないけど,これなら大丈夫じゃないかと, スーパラジコンに発売当初から注文してあったのが,やっと入荷した。
早速飛ばして落としました。

電池コネクタ

XRBはMolexの3Pコネクタだったけど,SRBはMolexの2Pコネクタ。
さっそくJSTコネクタに変更すべくコネクタ注文。
コネクタ型番 Molex 43645-0200
圧着コンタクトピン 43030-0007
ただし1個では購入できないので, ORC SHOP から購入してください。

いろいろ試した結果です。
DUALSKY 450mAH……小さすぎてブカブカなのでリード線を巻きつけ固定。 容量はオリジナルとほぼ同じだが,3g軽い。
DUALSKY 600mAH……少し電池ケースが膨らむだけで割とスッキリ入る。 容量はオリジナルの1.5倍で7g重い。飛行時間は少し延びる。
DUALSKY 1000mAH……電池ケースが閉まらないので,カバーを外してゴムで止める。 この方法ならほとんどの電池が取付可能である。
THUNDER POWER 910mAH……少し電池ケースが膨らむだけで割とすっきり入る。 ただし,THUNDER POWERの電池はコネクタが無くリード線が太いのでJSTコケクタ取り付けに超苦労する。 10gほど重くなるがパワーは上がってる感じ。飛行時間はかなり延びる。

注意 ヒロボーは純正電池以外保障してないので自己責任でどうぞ。


HIROBO SRB 初飛行

ちょっと飛ばせるようになって,狭い部屋の中で旋回なんかしだすと, やっぱりXRBとは違い,落としまくり。ブレード割りまくり。
このまま捨てるのはなんかもったいない。

ブレードの補修

ヒロボーのマニュアルには,やるなって書いてあるけど, あえてやってみた。
まず,メインブレードは折れたところに,5分間硬化エポキシ接着剤を塗って, 固まるでセロテープで仮付け。
爪楊枝を使ってなるべく少なく塗るのがコツである。


テールも同じようにエポキシ接着剤で固める。
テールは薄いので,慎重に成型しながらセロテープで止める。


十分,接着剤が硬化してから仮止めのセロテープを外す。
見た目はぜんぜん大丈夫。
新品と同様にバランスをとる。ほとんどが根元しか折れないので, 接着剤の重さは動的なバランスには余り影響しないようだ。
ただし,
飛行状況は微妙によろしくない。
腕のセイもあるけど,幾分ホバリングが安定しない。


キャビン・ステー台の補修

ついに,壁に激突してしまった。
うまい具合にメインブレードが横に向いていて,前部キャノピーからブチ当ったため, ブレードもキャノピーも割れずに, キャノピーを止めているキャンビン・ステー台ごと折れてしまった。

ヒロボーの設計では,おそらくネジ止めされているキャビンステーが折れる予定だったんだろう。
それだと,キャビンステーを交換するだけで簡単に修理できる。
ところが,台ごと割れてしまった。こうなると,メインフレーム交換になる。

設計ミスやってヒロボーに文句を言うわけにもいかない。
なんとか,ピアノ線で補修を試みた。


まずメインフレームの折れた部分の○の中心に0.6mmのピンパイスで2つ穴を開ける。
正確に中心に開けるのが完全な修理のコツである。
ピンパイスを立てる前に,針をライターで熱して,センター付近に凹みを入れる。
目測でやっても,ほとんど中心に穴が開く。


折れたキャビンステー台側も○の中心に0.6mmの穴を1つづつ開ける。
0.6φのピアノ線の先に瞬間接着剤を塗って,開けた穴にしっかりつっこむ。
ピアノ線は,先にメインフレーム側に開けた穴の深さ分の長さに切る。


ピアノ線付きのキャビンステー台をメインフレーム側の穴に差し込む。
半分差し込んで,爪楊枝で瞬間接着剤を丁寧に塗る。
このときなるべく少量を均一に塗るのが成功のコツだ。
最後にしっかり押さえて接着する。

これでオリジナルより強くなるのだ!!! は,は,は,は。


受信機取付台の補修

調子に乗って飛ばしていると,またも激突
今度はキャノピーが外れ,受信機が台ごと外れてしまった。
受信機は本体フレームの細い溝にはめ込み3本のネジで止めてある。
あろうことか,そのフレームの溝ごと割れてしまった。
こりゃあ,おかしいやろ? ヒロボーさん。と言いたいところだが,文句を言わずに修理。


修理方法は他と同じく,ピアノ線で補強して接着する方法だ。
まず,割れた破片に0.5mmのドリルで慎重に穴を開ける。貫通させてもよい。


同じ様に2箇所穴を開けて,0.5mmのピアノ線を瞬接をつけて差し込む。
差し込んだ後,3mm出るように先端を切る。



穴位置の寸法を正確に測って,フレーム側にも0.5mmの穴を慎重に開ける。
穴は貫通してもよいが,サーボに注意する。
割れた破片を仮に差し込んでみる。
ピアノ線が長すぎるとサーボに当たる。

本来はサーボを外してフレームを貫通させたピアノ線を少し曲げて固定した方が強度がある。
これは後で判明した。


爪楊枝で瞬接を慎重に流し込み,しっかり接着する。
完全に乾いたら,はみ出た瞬接をヤスリで綺麗に削ぎ落とす。

これで修理完了!!!



フレームの交換

僕たちは基本的にヘタなので,どうってことない場面でよく落とす
落とすと壊れる。特にSRBは弱い。(Walkera 4#3に比べてですけど。。。)
とうとう,先に修理したところもぶっ飛んでしまい,フレーム交換となってしまった。
フレーム交換は全部バラすことになるので大変だ。
まず最初に電池ケースを外す。
そして,メイン・ギアを外すと,スワッシュなどの回転分のメカが抜ける。
次にテール部分をごそっ外す。
かなりの数のネジで止められているので,全部外す。


次にサーボを2個とも外す。
腹立つことに,エレベータ側はサーボ・ホーンを外さないと,サーボ自信が外れない。
このとき,サーボ・ホーンの位置を再調整しなくてよいようにをつけておく。


メイン・モータを外す。
モータを止めている鉄板も外す。
全体的に相当数のネジを外すので,ネジの種類を小さな箱に入れて区別しておいた方が, 組み立てるとき苦労しなくて済む。
組み立てる前に部品を並べて,よく考える。
ばらした逆順で,フレームに部品をつけてゆく。
ネジさえ間違わなければ,全く調整せずに飛行できる。
メイン・ギアは締め付けくいので,注意してください。
かなりしっかり締めておかないと,飛行中,外れてきます。


テールギアの交換

テール・ロータをセロテープで補強したら,テール・ギアが欠けてしまった。
まぁ,当然と言えば,当然。自業自得


テール・ギアの交換はテール・ドライブ・シャフトごと交換しないとならない。
結構おおごとで,テール・モータのカバーを全部外す。 テール・パイプが抜ける。
ドライブ・シャフトは簡単なユニバーサル・ジョイントで駆動されている。
テール・ロータ側もばらして,シャフトを交換する。

サーボの交換

スタビライザーをぶち当てたとき,当たり所が悪いと, スタビライザーそのものは壊れないのに,
サーボが壊れる。
外して分解してみると,見事ギアが欠けている。


これはサーボを交換するしかない。
まず,サーボを取り外す。
サーボ・ホーンのボールを外す。
新しいサーボを取付,電源を入れてニュートラル位置に動かす。
前と同じ位置にボールを取り付ける。
全く同じ位置ではないので,多少はトリム位置を調整しないとならない。



まだまだ続く。。。。



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