キーエンス レボリュータ (Keyence Revolutor)



昔,昔,。。

実はキーエンスのレボリュータは,僕が6年前,フルセットを衝動買いしたものだ。
誰も教えてくれるものはいないので,とりあえずマニュアルどおり, シミュレータで練習していた。
ところが,いくら練習しても最終コースを終了できない。 イヤになってあきらめてしまった。
ゆえに,箱に入ったまんま6年を過ぎた機体である。

ちょうど,ハニビーを自在に飛ばせるようになったとき, 新たな挑戦が始まった。
ニッカド電池は死んでいたので,すごく高価なキーエンス純正リポ電池を新たに購入。 あかん!
ぜんぜん飛ばない。落ちるばっかり。ブレード代が嵩む。
そのうち,XRBとかが飛ばせれるようになって,なんかおかしいと気が付いた。
これは故障ではないか。。。。
レボリュータの制御はメカではなく, 全部電子制御なので,自分で修理することは不可能である。
とりあえず,キーエンスに修理依頼してみた。

修理2回

最初は2週間ほどして,コンデンサ不良取替えで帰ってきた。
さっそく飛ばしてみる。
なんと宙返りして落ちた。
念のため,有線で飛ばす。
なんとか飛ぶではないか。エレベータもエルロンもほとんど効かない。 けど,フラフラ飛んでいく。

キーエンス純正リポ電池で飛ばないので,その旨を書いて再度ピットイン。 今度は1ヶ月かかって,ジャイロ調整で帰ってきた。
早速,電池を付けて飛ばしてみる。
やっぱり前後にガタガタしてホバリング。 ちょっとエレベータを切ると,宙返りして落ちた。


要するに重過ぎるのだ。キーエンスのサービスは実際に電池を付けて試験していない。 ここで,何度修理に出しても同じだと気が付き,とりあえず中断。

大爆笑,レボリュータ2号機!



なんでいまさらレボリュータ?って,思われる方も多いだろう。
そもそも,ラジコン・ヘリを練習し始めたのは, いつかはレボリュータを飛ばせるようになろう!という目的があったからだ。

そして, 2009年の年末,上新電機にて1万円で売られていたので,ついつい買ってしまった。
今度こそ新品,すんなり飛んでくれると,期待に胸を膨らませた。



今度の機体は自分で塗装する型で,グレーのモノトーンである。
いかにもよく飛びそう!
残念ながら,どうも長期間在庫していた品物らしく,付属のメイン・ブレードは3本とも歪んでいた。
写真は,ORCに2本あったまともなメイン・ブレードを取り付けている。

有線飛行

とりあえず,有線で飛ばしてみた。 前回の不良機も有線ではなんとか飛行することができたからだ。
期待はものの見事に裏切られた
せいぜい1分くらいしかホバリングすることができない。 旋回なんてとんでもない。何かの拍子に急にジャイロが狂って,すぐに落ちてしまう。 初号機とほとんど変わらない状態である。
ましなのを集めて,動画を作った。
レボリュータ 外部電源飛行
トラッキングがやけにズレているのは,付属のブレードが歪んでいたからだ。 どう調整してもトラッキングが合わない。

電池飛行

あかんと分かっていても,そこはORC,やっぱり電池で飛ばしたい。
以前買ってほとんど使用していない純正リポ電池を取り付けて飛ばす。
センサ位置をBからAに変えて,怖々飛ばしてみた。
レボリュータ 電池飛行
レボリュータはスロットルを最低にしても,メインロータの回転は止まらない。
普通の人は落としたとき,送信機のスイッチをとっさに切る癖はついていない。
誰が考えた仕様なのか,ブレードを折らせて儲けてやろうというのがミエミエである。
10秒くらいしか浮かんでられない。
おそらく,有線の場合は線の重さで重心が低くなり,なとか飛んでられるんだろう。

これはどう考えても不良品としか思えない。 だいたい僕は出来の悪い子ほど可愛く感じるんだが,この子は全く可愛くない!
1時間ほどでブレード5本がパァ〜5000円の出費。 冗談としか思えない。
日本有数の超優良大企業が,こんな商品を流通させていること自体信じられない。

新品で購入しているのだから,修理を依頼することにした。
修理伝票に, 電池で飛ぶようにしてくださいぃ って,でっかく書いて持って行こう!

ORCも2年間,数々の室内ヘリに挑戦し続けてきたが,残念ながら, レボリュータでの旋回は,またもや不成功に終わった。
レボリュータのハードルは高いぞぉ!
今年中に乗り越えられるであろうか?

それでは最後にお約束のNG集。
レボリュータ あっ痛たっx3
あえて音楽なしで,墜落シーンはスローモーションとした。
つづく。。。


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