東京マルイ SWIFT

安定した同軸反転

久々に日本製ということで，発売と同時に買った。 (実はどうも中華ヘリ SH SWIFT 3CH のOEMのようだけど。。。)
日本の設計とは考えられないほど複雑に作られている。ブレードも4G3そっくりのブレード。どうなってるんや？

安定して飛ぶけど，無茶苦茶重いし，大きい。左の写真の上側は Walkera 5G6-1 である。重さは40.6gもあり，流石に5G6-1の58.6gよりは軽いが，トイラジとしては重い方である。(タイヨーよりは軽いか？)

当然のことながら，重いと浮かすのに電力を食う。残念ながらSWIFTは3分程度しか飛行できない。
金属フレームをプラフレームで作り直せば，10gは軽くなりそうだけど，そこまで改造する意欲がわかない。
Walkera 5G6-1の半分以下の値段なので，オモチャとして楽しめればよい。

メインフレームを見ると，なんと金属製で， こりゃあ組み立てに時間がかかるぞと思えるくらいネジを多用してる。 (ロータ9,キャノピー8,フレーム28,スキッド8,テール9,ざっと数えて62本。ネジ1本15mg程度なのでネジだけで1gある)
重いはずだわ。

テールはおなじみの上向きロータが付いている。
このロータでエレベータを傾けてる。
逆回転することにより，バックもできる。
にしても，テール・パイプはステンレスだし，ステンレスのステーも付属してる。どうも無駄に重くしている気がしてならない。
さらにやけに明るいLEDランプが2個もチカチカしている。
きっと飛行時間より，見た目を重視したのではないかと思う。

USBから充電

トイラジはプロポから充電するするのが普通のスタイルである。
もちろん，このSWIFTもプロポから充電できる
が，USBケーブルが付属していて，PCのUSBポートからも充電できる。
充電できてるかどうかは非常に分かりにくい。 USBコネクタ部分のLEDランプが消えているときが充電中である。充電が終了するとLEDランプが点灯する。

モード4プロポ

ジャイロ・ビーのところで書いたが，どうもモード4が標準らしい。
これが，また，使いにくい。何とかモード1に改造することにします。

初飛行

最初にプロポの電源を入れ，次に機体側の電源を入れると，機体LEDはチカチカ点滅する。
ペアリングと勘違いしてしばらく待ってからスロットルを上げると，一瞬回って止まる。なにか保護装置が働いてるらしい。
機体の電源を入れたら，すぐにプロポのスロットルをゆっくり上げるのがどうも正解なようだ。

とりあえず飛ばしてみた。トリムはラダーだけで，他は調整するところはない。右側の調整ボリュームはダミーで回らない。

SWIFT　初飛行　（超安定）
重心が後ろにありすぎて，離陸時，かなりエレベータを前に切らないとバックする。
それ以外は超安定運転。
モード4でも自由自在に飛ばせる。
確かに練習5分，あとはベテランという謳い文句は，それほど間違っていない。
ただし，5分練習するのに2回充電しないといけないので1時間以上かかる。

簡単な軽量化

もっとも簡単な軽量化は，とりあえず飛行に関係ないテール関連の部品を外すことである。
テールの水平翼と垂直翼，ステー全部とっぱらった。
それでも強度は十分あるが，格好悪い。落としたときは分からない。
これで約1.5g計量化でき，全備重量は39gとなる。

満充電で飛ばしてみた。(2回目の充電) なんと4分50秒も浮かんでられた。
小型ヘリでは，1g=1分とかよく言われるが，まんざら間違っていないようだ。
今度は重心が前に来て，エレベータ中立で少し前進するようになった。
感覚的には後ろに行くより操縦しやすい。

プロポをモード1にする

SWIFTのプロポを開けてみると，スロットルの可変抵抗とエレベータ／ラダーの可変抵抗の構造が全く異なることが分かる。
これじゃあ，残念ながら左右は入れ替えれない。
しょうがないので，上下を逆にして，可変抵抗器の端子を入れ替えることにする。

まずはスロットの可変抵抗器を外す。レバーを引っこ抜きバネも外す。次に1,3端子を入れ替える。 SWIFTのプロポは可変抵抗器の1-2Pinをショートして2-3しか使ってない。

次に基板についてるジョイステッィクのパターンを切り，1,3端子を入れ替える。ジョイステッィクも同様に1-2がショートされているので注意すること。

赤外LEDは現在の位置のままで多分問題なく飛ぶと思うが，移動させることにする。
反対側に穴を開け，線を継ぎ足して赤外LEDの頭を出す。

仕上げにカバーをホット・ボンドでくっつければ何とか格好はつく。
これでモード1プロポ完成。少々持ちにくいが，何と操作のしやすいこと。

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