痛みが引いた夢

本日の痛みレベル=7.5

痛みの質が違うゾ

 もう土曜日だ。早い,早い。 相変わらず,喉は痛い。 朝起きた時が,特に痛い。 与えられた唯一の鎮痛剤ソランタールを飲むのだけど, ぜんぜん効かない。 朝は特に効かない。なぜなら,完全に薬効成分が血液から無くなっているからだ。 次に効かそうと思ったら,相当時間がかなる。 最近は賢くなって,なるべく,朝早く起きて, ほとんど効かない鎮痛剤ソランタールを飲む。 少しは朝飯が食えるかと。。。。

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ところが,今朝は痛みの質が異なる。 場所も喉の奥じゃなくて, 手前側,舌の付け根辺りが差し込む様に痛い。 どうせ,聞いてくれないだろうけど, とりあえず,M医師に伝える。
チラッと診察して
「カサブタがはがれてくるからだ。」と結論付けられる。
いや,カサブタが剥がれた時の痛さじゃなさそうなんだけど, 何しろ,扁桃腺切除の傷の痛み,って,経験してるわけじゃない。 誰しも,1回以上は経験しないもんだ。 これが,カサブタの痛みかどうかは断言はできないが, それにしては痛すぎる。
そのことをM医師に伝える。もちろん相手にしてくれない。
やっぱり我慢やぁ〜!
このとき,実は酷い感染症に冒されていたのであった。
退院の日まで,毎日のごとく,M医師やT医師の診察を受けるのであるが, 誰も感染症を発見することはなかった。 要するに,悪いところを見つけてあげよう,なんて気がないのだ。
毎回,機械的に,短時間で同じ作業を適当に繰り返すだけだ。
あんな診察なら,大出血でもしない限り分からん!

病院LAN探検

 今日は土曜日だからなのか,人が全体的に少ない。 看護婦詰め所をつぶさに見る。 部屋の隅にキャンバスLANとタグの貼った10baseTコネクタを発見。 さらに,LAN配線がもう1系統。
 よく見ようとして,カウンター越しに頭を突っ込もうとした。 ところが,カウンター上部には分厚いガラスがはまっていた。
がぁ〜んんん!!!
詰め所じゅうに恐ろしい音が響き渡る。 バックヤードから,看護婦さんが飛び出してくる。 頭が割れるほど痛かったけど,ここで手でさすったりすると, 僕が当たったのが見え見えになる。
 男の子だ。 ググっと堪え,そ知らぬ顔を繕い,詰め所の前の廊下をゆっくり歩く。 頭がすっごく痛い。早く冷やさないとタンコブになる。
「何か凄い音したけど,どうかしました?」と看護婦さんが僕に聞く
迷惑そうな顔をして, 廊下の向こうで,走り回ってるガキを指差す。 看護婦さんが納得した顔して,ガキの方に歩いていった。
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 多大なる犠牲を払って,病院のネットワーク構成は判明した。 どうやら,大学から来てるLANと,病院構内LANと,2系統に分かれているようだ。 もちろん,電子カルテなどの情報流出に備えてだろう。
 そこで,ちょっと外部から,トレースしてみる。
 最上位は双方sinetのようだ。 その下に4台ほどのルータを噛んで,大学と病院とが分離されている。 双方とも専用のDNSとサーバを持っている。
となると,例のキャンバスLANなるコンセントに接続すれば, 外に出れそうだ。 大学なんだから,けっこう速度も速いだろう。
小川君に言って, 無線LANエアーステーションを持ってきてもらおうと思ったけど, バレたら,後ろに手が回りそうなので,今の64Kbpsの環境で満足することにした。

やっぱり痛いのだ

 夜中の2時頃,そろそろ寝ようかと思っていたとき, 唾を飲み込んだら,全く痛くない。 あれ,治ったのか?
とんでもない。 治った夢を見ていただけだった。 願望が夢に直結している。正直な僕。 あ,あ,あ,痛いぞぉ。
どうして,僕はこんな痛い目に遭わないとならないの?
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 本日のご教訓
・自分の身は自分で守るべし!
・診察に疑問を感じたら,即退院すべきだ。

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