ナインイーグル TWINGO



ナインイーグルのタンデム機

ナインイーグルから二重反転のタンデム機が発売された。 二重反転型のタンデム機はWalkeraでも出ていたが, あまりにも大きいので買わなかった。

大きさは, SOLO の1.5倍くらいで, ちょうどSOLOを2つ組み合わせた感じである。
ブレードやスタビライザーは同じ部品だ。
メイン・ブレード同士,干渉しないギリギリの寸法だろう。
重さは電池込みで,66gある。
SOLOが27gなので,倍以上だ。



チヌークのスケール機っぽいが,残念ながら底は解放である。
底からみると,前後に2個づつのモータと,制御基板が見える。
細いエナメル線は,前後のLEDにつながっている。
0.2mmφくらいのLEDを小さな基板に取付け,前に3個,後ろに1個, ケースに直接接着してある。

プロポ

プロポは Nine Eagles SOLO と同じ,ユニークなモード1/2の切替式である。
相変わらずステックがゲーム用の安物なので,ものすごく使いにくい。

新充電器

電池は 250mAHと,SOLOの倍以上のが付属する。
また, SOLOとは異なり,新しい充電器がセットになった。
この充電器は0.2A〜0.6Aまで充電電流を選択できるようになっている。
もちろん,SOLOの電池も充電できる。
充電が終わると,けたたましいブザーが鳴る。


制御方法

TWINGOは,二重反転を2つ組み合わせた構成なので, 通常のタンデム機とは少し制御方法が異なる。
まず,ラダーは前後のそれぞれの組のモータの差分で制御する。 通常の2重反転とほぼ同じである。2組あるだけ。
エレベータも,前後の浮力の差分で実現する。
前に傾けるときは,後ろの浮力を増す。 このとき,ラダー方向に回転しないように二重反転の制御をおこなう。

エルロンがややこしい。
前後の下側のブレードのエルロン・ピッチのみが制御できるようにリンケージが付いている。
上の写真の左側が機体後のリンケージで,右側が機体前のリンケージである。

お互い棒で接続され,同時に同方向にサーボで制御される。
この基板にはサーボは1個しかない。


初飛行

ナインイーグル TWINGO 初飛行
とにかく重いので,高度を保つのがSOLOに比べて難しい。
エレベータ,エルロンともに効きがリニアじゃない。 急にガクッっと効く感じだ。 そして,ガクッと効いた後,元に戻ろうとする。
典型的な二重反転機の挙動をX2した感じだ。
これは,これで,慣れればけっこう面白いかも。
ORCの機体は,ラダーが前のブレードを中心に回る。 綺麗なピルエットができない。
いろいろと文句はあるが,やはり飛んでいる姿はかっこいい!


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